8/21 ラスベガス2日目
7時にアラームで目が覚めたと思ったが、気付けば10時に。
昨晩は夜が明けるまでラスベガスの夜を味わったせいで、ぐっすりと眠った。
夜の顔からは一転して、日中はゆっくりと時間が流れるラスベガス。
それにしてもここのホステルは、みんなとてもフレンドリーだ。
いままでのどのホステルとも人の雰囲気が違い、柔らかく明るい人が多い気がする。
それもラスベガスの開放的な雰囲気のせいなのだろうか。
みんな何をして過ごすのかと聞いてみた所、アウトレットでのショッピングや、ホテルの中にあるボタニカルガーデンに行くなどの答えが帰ってきたが、正直そんなに惹かれない。
今日は1日ホステル内で節約生活をすることにしよう。
ちょうどいままでの旅のこともまとめられてなかったので、その為にもちょうど良い。
やたら絡んでくるメキシカンのジョナタンに声をかけられ座っていると、ジョナタンが通りすがった日本人を呼び止めた。名前はケン。
ケンは大学を休学中で語学留学を経ながら、北米大陸を西廻りにぐるっと一周している途中だそうだ。
笑顔がとても素朴で柔らかい青年だった。
今日はこれからアウトレットに行き買いたいものがあるらしい。
日中は本当にゆっくりと過ごした。
ポートランドで感じたことをまとめようと思いパソコンに向かうが、濃密すぎた2週間の経験をうまく言葉にまとめることができない。
どういう風に表現しようかと、そこでかなり悩んでしまう。
相変わらずアウトプットが下手くそだ。
あっという間に夜の12時に、作業を切り上げて、みんなが飲んでいるテーブルに顔を出すと、「よーすけ」と声を掛けられた。
「ハイ」と返事を返すが、正直誰かわからない…
ラスベガスを楽しんでるか?と聞かれ曖昧に返事をして、何処で会ったっけ?と聞くと、おとといクラブに一緒に行ったじゃないか?と言う…
ラスベガスに着いたのは昨日だ。
そしてなにやら、「ゆーすけ」じゃないのか?と言ってくるので、おれは「よーすけ」だと答える。
どうやら人違いだったらしい。
「ゆーすけ」と「よーすけ」
顔も似ているというが、こっちの人から見ればアジア人も皆同じ顔に見えるのかもな。
そんなきっかけで、ブライアンと話し始めたが彼は上手に日本語話す。
メキシコで5年間日本語の勉強をしていたんだそうだ。
言葉を交し合えるブライアンと、ひさびさに沢山喋った。
特に日本の漫画の話で盛り上がったが、自分も知らない漫画を色々と知っていて紹介してくれたが、どれも面白そうだった。
海外の人が興味を持つ日本の文化ってもても興味深い。
帰ったら、読みたい本や見たい映画が沢山だ。
それが今の楽しみ。
つづく