エゴンシーレの言葉から彼の人生を想ってみた
”私たちはつねに 未来に目を向けていくしかありません。
希望を持てない人間は 死者の仲間に過ぎない。”
ーーーエゴン・シーレ(作家) 1890-1918
彼の生まれた年は、僕が生まれた1989年から99年遡る。
数々の名画を残し、師事していたクリムトにひけを取らないほど絵のセンスが優れていたエゴン・シーレ。(エゴン・シーレのデッサン画は凄く好き、「接吻」など金色に輝く絵で有名なクリムトも好き)
彼が亡くなった年を見てみると、あと2年でちょうど100年が経つ。
28歳という若さで亡くなっていたなんて、知らなかった。
画家としてまだまだこれからっていう時期なのに、残っている絵をみていると天才としか思えないほど、センスが秀でていたことが見てとれる。
僕はいま27歳なので、あと1年で彼が亡くなった歳になってしまう。
改めて、最初の彼の言葉を読んでみると、その短い人生がどれほど、濃密だったのかが伝わってくる。
彼は、ただ前を向いて行きていたんだと思う。
今その一種を一生懸命キャンバスに向かって。
誰だって死者の仲間になんてなりたくない。
そうだ、どんな環境や境遇に生まれても、希望を持っていればしっかりと生を全う出来ると思う。
たくさんの奇跡が重なって授かったこの命。
その意思に恥じぬよう、精一杯生きてみたい。
顔を上げて
前を向いて
ただ生きるだけだ。
PS. 今夜はエゴン・シーレを想ってお酒を飲もう。