転職しようかと悩んでいる人に、一年間休職をするという選択肢のすすめ

僕は今、仕事をしていない。

前職を辞めて、既に9ヶ月経ちましたが、まだ次の会社に入ろうという気持ちも芽生えていない。

 

なぜなら辞めてからの毎日が、本当に楽しいから。

 

ヨーロッパでは、大学卒業して働くまでに一年間のギャップイヤーを、取る人が多くいる。

 

仕事の休みを使って、海外のゲストハウスに泊まると、そういう方によく会う。

 

僕らが夏休みで一週間しか滞在しない、と話すと向こうの方には短いね!と驚かれる事がある。

 

ヨーロッパでは社会人になっても、年に一度は一ヶ月の休暇を取れる会社が普通にあるからだ。

 

そんな話を何回かしていると、なぜ日本人はこんなに働いているのだろうと疑問に思う。

 

データ上、日本は世界でも国内総生産上位を誇り、貧しい人も少なく、豊かな国のはず。

 

だとするならば、普通に考えて、お金も時間も余裕ができるはずだとおもいます。

 

しかし都心の働いているの人には、家族と過ごす時間さえ無いくらい、ほとんどの時間を仕事に費やしています。

 

普通頑張って働けば、仕事も早く終わらせることができ、お金も多く貰えるようになって、時間とお金に余裕が生まれると思います。

 

しかし、朝から満員電車で通勤し、夜は上司が残っているから遅くまで残業をする。

 

その分たくさん稼いだお金は、高い住宅費、通信費、外食費にほとんど消えていきます。

 

残ったのは、疲れた身体をなんとか、お酒でごまかし、家には寝に帰るだけという生活。

 

 

なんから矛盾していませんか?

仕事があるからしょうがない、家族と過ごす時間さえ取れないのは、人間の本質からズレていることに。

 

みんな幸せになるために頑張って働いているはずなのに、働けば働くほど、任される仕事も増える。すこし余裕が出てきたなという頃には、あっという間に人生で一番輝くはずの20代が過ぎ去ってしまったということに気づく。

 

それを後悔しても、失った時間は帰ってきません。

 

私たちは、その生活の対価として自分の人生で一番大切な時間を払っているという事を、しっかりと理解しないといけません。

 

自分で考え、自分で決めたのならばどんな生き方をしても、後悔なく生きることができると思います。

 

しかし自分で考えることなく、周りに流され、周りの目を気にして、常識という観念に囚われすぎてきまうと、心がどんどん傷ついてしまいます。

 

なにか、今の生き方に息苦しさや、違和感を抱いている方は、それに気付き始めているサインです。

 

なにかを変えなければいけないのです。

 

それは仕事を辞めなくても!あたらいことを始めてみることや、住む環境をかえるだけでもいいのです。

 

すると自分の心の声がすこしずつ聞こえてきます。

 

その声に耳を傾けてあげて、自分を信じて進めば、その答えが見えてきます。

 

まずは、なにか一歩を踏み出してみてください。