マイプロ 略歴

1989年629日、東京都北区神谷にて3兄弟の末っ子として誕生、幼少期はヒーローに憧れるやんちゃめな坊主、いつの日か誰かを助ける日が来ると信じて力を磨く、中学生になると自分は特別な存在ではないと凡庸に生きることに努める、誰からも嫌われない性分でクラスの中でなんとなくうまいことやり過ごす、高校生になってもシャイな性格のため女子とはあまり喋れない、初めて彼女ができたのは20歳になってから、
勉強する意味を見出せず、大学には行かず服飾専門学校に進学、初めて、外国からの留学生や年齢の違う同級生にカルチャーショック、さらにファッション好きの友達の熱量に負け、ファッションの道も難しいんじゃないかと思い始める、そんな時、学校の中でも少し変わった映画好きの朝日先生の授業にハマり、歴史的に見るファッションの面白さにハマる、その時代の服装を再現している映画を見るという授業スタイルで、基本授業中はスクリーンに映画のPVを流しながら、朝日先生が当時の時代の服装や女優のことなど様々なうんちくを語る。
そんなある時いつもの授業中、確かロココ時代の映像で「エリザベス」の映画が流れていた時だったと思う、朝日先生が小さなっこ絵でボソッと、「俺、先生やってなかったら、映画の衣装デザイナーになりたかったんだよなあ」とぼやいたんです。多分その時教室にいた誰もがさらっと聞き流していたんだけど、自分の耳には授業が終わった後もその言葉が耳を離れず、いつまでもいつまでもこびりついていた。
衣装デザイナー
映画の中に出てくる衣装は全てその人が作ってるんだと思うった瞬間だった
その当時の歴史や文化時代を忠実に表現している作品なんかは、みていて何にも疑問に持つことなく当時の映像をみているのかと思ってしまうけど、
それは彼らが仕組んでいたのか、と
なりたい
人生で初めて心からなりたいとおもった
 
すぐ図書館に行き映画衣装の本はないかと探した
 
そしてたまたま手にとって本
 
それが
衣裳術
北村道子さんの本だった
 
 
 
 
 
つづく、、、